secret base〜30代 働きたくない社会人〜

働きたくない社会人を少しだけやる気にさせるブログ!

新しい出会いの形

 コロナ禍とゆうこともあり、外食や飲み会がほとんどなくなりまして。

 そんな中、久しぶりに友達と外でご飯食べる機会があり、駅で待ち合わせをしてました。

 改札前に集合ではなく、改札を出て、広い駅(屋内)を出てエスカレーターを登った、少し広めの広場に出てるイメージでお願いします。


 まあまあ暑い中で、みなさんマスクをしながら人を待っているとゆう特殊な状態。

 マスクの種類(カラーや柄)も増え、夏にみんながマスクをしているとゆうちょっと異様な光景にも少しずつ慣れて、少しずーつ日常に戻ってきたんかなーとも思いつつ。

 

 友達を待つため、一人で柱にもたれかかっていると、空いているエリアはたくさんあるのにかかわらず、女子三人組がなぜか俺の目の前にきて、三人で話を始めました。

 なんで、そんな俺の近くにきちゃったの⁈空いてるスペースむっちゃあるのに...俺が寂しそうな顔に見えたのか?いやいや、俺は一人が長い男。一人には慣れているさ。

 一見すると、四人で話してる風にしようとしてくれてるのかな?

 もしくは透明人間になりたいと思い続けてたのがとうとう叶ったのか?てなくらい、俺が見えてないくらい近いんですよ。

 とても自然な形で、私も含めて四人で円を描いてるような。上から見たららコンパスを使って書いたような。もう自然な円の形で。

 まぁ周りから見たら、一人斜に構えた男子と楽しそうな女子三人とゆう具合に。

 

 俺もね、一応周りの目を気にして、途中でイヤホンはずしましたよ。頷くそぶりなんかもしたりしてね。あの男ちょっと浮いてんなーとか思わしたら、周りの女子三人に悪いかなーって。周りの三人性格悪い系?とか誤解させたくないんでね。

 いや、むっちゃいい子達なんですよ。みんな誤解しないで。気持ち的には、もう友達の距離感。ただ、物理的には、もはや友達以上の距離感。

 コロナ禍で、ソーシャルディスタンスなはずやのに、私のパーソナルスペースは完全に侵されてました。


 しかも、聞いてくださいよ。

 そのうちの一人がチラチラこっち見てくるんですよねー

 どうゆうこと?俺か俺の後ろの柱に興味ありすぎちゃう?俺か後ろの柱に鼻くそでもついてる?

 確かに、俺も鬼滅の刃に出てたら柱クラスの実力ではあるとは思うけど...暗の呼吸!「壱の型!根暗の底力!」

 どっちにしても、この子は柱とゆうものにに興味があるんやろうなーとゆうことは推察できました。


 そうこうしていると、女性三人組の知り合いと思しき男性二人組がこちらに合流してきまして。

 完全に三対三の、もう男女比完璧な六人になってもうてね。誰よりも早く、久しぶりーって言って、肩に手回してみようかなって。もしくは、肩に手回して部活以来の六人での円陣したろうかなーって。いくぞ!って掛け声でもかけたろか、ほんまに。


 ただねー私だけスーツなんでね。おそらく私だけ年齢的にも浮いちゃっててね。

 けどね、俺も五人も全く気にしてないさ。周りは黙ってろってなもんよ。 

 周りから見たら、どんな六人やねん。一人浮いてるやんと思われてるんやろうけど...

って、確かに俺は浮いてたさ。あだなが浮き輪君てなるくらい綺麗にね!六人で浮き輪ばりに綺麗に円描いてるのが皮肉やよねー


 でもね、一人の女性はチラチラこっちを見てくるんです。俺は妄想野郎Aチームに所属してるので、まさか、俺に惹かれた?と勘違いして、その時間を楽しんでました...(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

ほんで始まりかけた、心トキメク恋が終わる時間がきてしまいました。恋って本当に儚いものですね。神様のいけず。

 六人で居酒屋にでも行くと思ってたんに、俺を置いて五人で楽しんでくんのね。一人だけ除け者なんて。いじめかっこ悪いぞ。

 でもグループでの恋愛は後々面倒になるからな。ここで俺を切り捨てるとゆう判断は悪くないかも。私はそうやって自分に言い聞かせて、納得させて、移動していく彼らの後を追わず、意識に反して動こうとする右足をどうにか抑えて、その場に留まりました。


 失恋で傷心中である。

 恋の傷は恋で治すしかない。少ない恋愛経験で覚えたセリフです。

 そんな時、恋の絆創膏が前から現れた。

 あの...6時から待ち合わせで約束してる◯◯さんですか?

 私が待ち合わせてるのは、適齢期を越えた男性ですが、現れたのは適齢期真っ只中の女性。

 マスクをして小綺麗にしている女性が現れた。ガンガン行こうぜ...いのちをだいじに...

どの作戦でいこうか迷ってましたが、口は正直で...「いえ、違います」

 「あっ、すいません」恥ずかしそうな彼女を見て、左足を叩く私、怒る左足、勝手に動こうとする右足。

 彼女は、また遠くから、待ち合わせの人を探しているようでした。時々こちらを見て、首を傾げてました。あの人に似ているが、あの人であって欲しくない的な?

 俺だって、友達と待ち合わせさえしてなければ、誰かわからん人のフリしてご飯に行くことも考えたさ...

 アプリ?か何かで、初めて会う方なんやろうね。

 その後、友達と合流し、私のドッペルゲンガーを見ることはできませんでしたが、ステキ時代になりましたね。

 あの時の彼女に幸あれ

 あと、ついでに私にも幸あれ。